もう一つのフットボール

あなたには全てを賭けて打ち込めるものがありますか?

Touch and go

ラグビーとサッカー。

 どちらもフットボールと呼ばれるスポーツの僕の感じた違いについて
あくまで僕の個人的な考えを今回は書いてみようと思います。

 
ボールの話

まず大きな違いとしてボールの形が違う。

円と楕円。
そんなに大きな違いか?と思われますか?
コレはねぇ、めっさ違うんだぜ実際に蹴ってみると。

 序章でも若干触れた事ですが僕がまだ本意気なサッカー小僧だった頃
足癖の悪さにはかなり自信があった。
コントロールもスピンもカーブも。
例えば丸いボールなら、まぁ多少のグランドの起伏ぐらいなら問題なく
15メートル先に落とそうと思えばできたし
右に曲げようと思えばココをこう蹴れば右に曲がるといった感じで
およそ思うがままにコントロールできたものだ。
んが、しかし、しか~し、あの楕円の形をしたボールさんは
止まった状態でしかもピンポイントで蹴らない限り
どこへ行くかはバウンドしてみないと判らない。
僕と良い勝負の天邪鬼ぶりだ。
さすがにアレは蹴ってドリブルで行くよりは持って走った方が確実だ。
って言うか持って走りやすいようにあの形になったのですか?
僕は正確な所は知らないので
一部の熱狂的な方々に先生とか呼ばれたりもする
横浜のメガネ君にでも聞いて下さい。
卵が先か鶏が先か?の例えではありませんが
ラグビーから始めた人とサッカーから始めた人で
ボールの一つとってもこれだけ捉え方が違うっていう対比も
面白いんじゃないかなぁ、なんて思って書いてみました。

 
ルールの話。

横浜の心は17歳のおじさんの説によると
サッカーは手を使ってはいけないから難しいそうだが
僕にしてみれば足だけで充分なのに
手まで使わなければならないのがラグビーだ。

 まぁ確かにあの楕円のボールは足でするドリブルには不向きである。
手で持って走ったほうが確実且つ早いだろう。
ここで一つ問題が生じる(僕にとって)。

 序章でも一度書いたと思いますが
サッカーのフェイントはラグビーでは通用しない(ものもある)。
特に僕のように足癖の悪さを全面に押し出して勝負するタイプにとっては
まったく応用が利かないと言っても過言ではない。

サッカーのフェイントは大きく分けて二通り。
ボールタッチとコントロールでするものとスピードと間合いで仕掛けるもの。
もっともこの二つどちらも出来てこそのドリブラーなのだが
誰でもかれでもマラドーナやメッシではない。
まずはドチラか得意不得意になってくる(と僕は主張する)。

 最近のトレンドは後者の方だ。
応用が利きやすく誰でもマスター出来て
尚且つ失敗した時も自分でもフォローできるという利点もある。
サイドラインを駆け上がり勝負を仕掛ける
長友君やビジュアル系の方のあやちゃんが得意なアレ。
修練が必要な上に誰にでもは許されない
しかも失敗されたら味方にモロにツケが回る前者は
和を持って尊しとする日本サッカー(あくまで僕の私見)では
自己中呼ばわりされたりさえしてしまう。
まぁ自己中なんだけど。
が決まったらカッコいい。
とってもとってもカッコいい且つとても気持ち良い。
ただ確実にいえる事はボールが楕円の場合まったくの不向きだ。
自爆の危険性120%と経験者として書いておこう。
手も使わなければ為らないフットボールの場合。
ボールが足元にあって成立するフェイントは
全くと言っていいほど役に立たないのさ。


え~と何が言いたいのかって言うと
ラグビーの方がまったく0から始めるのなら
とっかかり安いフットボールなんだよって書きたかったんだけど

 

 

 

皆さんにもそんな風に読めてますか?